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コラム

№153 支障のない範囲での節電が求められてはいるものの、この暑さの中では…

カテゴリー:勝手に経営診断

2022年07月15日 11時27分

今年は早くも6月のうちに梅雨が明け、気温が35度を超える日が続くこともありました。その一方、今夏の電力需給に関しては、大規模な発電所のトラブルが発生した場合に安定供給ができない可能性が懸念されるほか、ウクライナ情勢などの影響によって、石油、天然ガス、石炭等の調達リスクの高まりが生じているとのことから、省エネ・節電の協力要請も出ています。

※参考:でんき予報(東京電力管内)https://www.tepco.co.jp/forecast/index-j.html

そうなってきますと、コロナ禍にあってマスク生活が続く中、例年以上に心配なのが熱中症です。厚生労働省によれば、昨年1年間の職場における熱中症の発生状況は、死亡を含む休業4日以上の死傷者が561人、うち死亡者は20人とのことで、業種別の死傷者数は、建設業が130件、製造業が87件と、全体の約4割がこれらの業種で発生しているそうです。ただ、気温が40度近くになることもある最近の状況を考えますと、屋内業務等であっても油断はできません。

 

使⽤していないエリア(会議室・廊下等)の消灯をした場合で約3%、空調を停止した場合で約2%の節電効果があるそうですので、エアコン温度を気にするのもさることながら、こうしたこまめな対応をまずはしていくのが良いのかもしれません。

 

なお、節電のためといって事業所内の電気を一斉に消す様子をテレビで見たりしますが、度が過ぎるのも考えものです。実は、労働者が常時働く場所の作業面の「照度」にも基準があります。「精密な作業」で300ルクス以上、「普通の作業」で150ルクス以上、「粗な作業」で70ルクス以上とされていますが、今年12月からはこれに変わり、「一般的な事務作業」で300ルクス以上、「付随的な事務作業」(資料の袋詰め等、事務作業のうち、文字を読み込んだり資料を細かく識別したりする必要のないもの)で150ルクス以上とするように基準が改正され、すべての事務所で適用されます。ちなみに美容法では、美容室の作業面の照度を100ルクス以上にするものとされています。健康面はもちろん、足元が暗いことによる転倒事故などがないように事業所内の明るさといった作業環境にも留意しながら節電すべきでしょう。

 

※夏バテやマスク生活で疲れが抜けない中、“こころの疲れ”にもケアをしましょう。

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