コラム
№.103 労働保険や社会保険の保険料は、来月からどう変わるのですか?
カテゴリー:勝手に経営診断
2018年03月26日 10時35分
例年この時期に見直しが行われる労働保険や社会保険の保険料、さて来月(来年度)からはどうなるのでしょうか。
雇用保険・労災保険率
平成30年度の雇用保険率は、平成29年度のまま据え置きとなります。
一方、労災保険率は、全54業種中、建築事業や交通運輸事業など20業種で引き下げられ、非鉄金属精錬業など3業種で引き上げられます。
(参考)厚生労働省発表資料
厚生年金保険料率・国民年金保険料
厚生年金の保険料率は、年金制度の改正に基づき平成16年から段階的に引き上げられてきましたが、平成29年9月を最後に引き上げが終了し、以降の厚生年金保険料率は18.3%で固定されます。なお、平成30年度の国民年金保険料については16,340円(月額)と、29年度(16,490円)から150円引き下げられます。
健康保険料率・介護保険料率
平成30年度の協会けんぽの健康保険料率および介護保険料率は、今年3月分(4月納付分)から適用となります。東京都であれば9.90%(介護保険第2号被保険者に該当しない場合)となり、介護保険第2号被保険者に「該当する」40歳から64歳までの方は、この9.90%に1.57%の介護保険料率が加わります。
(参考)協会けんぽ発表資料
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