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コラム

№120 時給1000円時代が到来!――最低賃金額が変わります。

カテゴリー:勝手に経営診断

2019年09月20日 11時43分

毎年、今ごろ改定される最低賃金。今回も引き上げがなされ、ついに東京都や神奈川県では1,000円を超えることになりました。
パート・アルバイトを雇っている会社の方などは要チェックです。
令和元年度の地域別最低賃金は全国加重平均額で901円と、昨年度874円に対して27円引き上げられます。
ちなみに関東1都6県における令和元年度地域別最低賃金額は、次のとおりです。

 

 

正社員のみならず、パート・アルバイト等に対しても、国が定めた最低賃金額以上の賃金を会社は支払わなければならず、これに反する場合は50万円以下の罰金が定められているため、注意が必要です。

なお、中小企業や小規模事業者の生産性向上を支援し、事業場内最低賃金(事業場内で最も低い賃金)の引き上げを図る「業務改善助成金」というものがあります。事業場内最低賃金を30円以上引き上げ、設備投資(機械設備、POSシステム等の導入)などを行った場合に、その費用の一部を助成するものです。こうしたものを活用するのもよいでしょう。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/roudoukijun/zigyonushi/shienjigyou/03.html

 

 

※最近耳にすることも増えた「同一労働同一賃金」の導入は、同一企業や団体における正規雇用労働者と有期雇用労働者やパートタイム労働者、派遣労働者の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。では、いかなる待遇差が不合理なのか、そうではないのか…、これらを網羅した下記の書籍でチェックしてみましょう。

同一労働同一賃金 対応の手引き

 

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