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ついこの前、「あけましておめでとう」などと挨拶していたと思ったら、新卒社員の受け入れなど新年度に向けた用意も必要になってきました。ところで、平成25年度に入って、労働保険や社会保険の保険料は、どうなるのでしょう。

○雇用保険率
平成25年度の雇用保険率は、24年度の率のまま据え置きとされることになりました。
○健康保険料率・介護保険料率
協会けんぽの保険料率も、平成25年度は24年度のものと同じ率を適用することとなりました。また、介護保険料率も同様で、1000分の15.5のままとなります。
（各健保組合の保険料率については、それぞれご確認ください）
○厚生年金保険料率・国民年金保険料
厚生年金の保険料率は毎年9月に変わるため、この4月からの変更はありません。現時点で1000分の167.66（一般の事業の場合）であるのが、今年9月になると1000分の171.20とり、平成29年9月まで毎年1000分の2.48ずつ引き上げられることになっています。
国民年金の保険料については、今年4月から1万5040円と、これまで（1万4980円）から60円引き上げられます。
○障害者の法定雇用率
ところで今年4月から、障害者の法定雇用率が、これまでの1.8％から2.0％に引き上げられます（民間企業の場合）。また、この変更に伴い、障害者の雇用義務が課せられる事業主の範囲が、「常時56人以上」の労働者を雇用する事業主から「常時50人以上」に変わりますので、ご注意ください。
※賃金や制度の見直しをするのに、あちこちの資料を引っ張り出すのは難儀です。これらデータが1冊にまとまっている本が今年も出ているので、よろしければ。
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