コラム
№134 インフルエンザが流行り出す季節。今冬、注意すべき点を再確認しましょう!
カテゴリー:勝手に経営診断
2020年12月18日 10時40分
湿度や気温が関係するからだとか、寒くなって換気の回数が少なくなるからだとかいう話がありますが、新型コロナウィルスの新規感染者数が再び増加傾向にあり、第3波が来たともいわれています。
そして、毎年この時期から流行り出すといえば、インフルエンザです。昨年の今ごろは流行シーズンに入っていた一方、今年は手洗いの励行やマスク着用によって発生が抑えられているようですが、油断はできません。
会社においては、新型コロナウィルス対策として行っている手洗い等を促すほか、インフルエンザ対策も含めて衛生委員会の議題に取り上げ、あらためて検討することも必要です。
この「衛生委員会」とは何かというと、労働者の健康障害を防止するための基本となるべき対策に関することや、労働災害の原因再発や防止対策で衛生に関することなどを調査審議し、事業者に対して意見を述べるもので、業種を問わず常時使用する労働者が50人以上の事業場において設置しなければなりません。
衛生委員会は、毎月1回以上開催することが必要です。また、委員会の開催の都度、遅滞なく、委員会における議事の概要を労働者に周知させなければなりません。テーマ選びに苦労をしたり、話し合いが形骸化したりすることもあるかもしれませんが、いわゆるコロナ鬱にならないためのケアなど、このご時世において、会社として行うことはたくさんあると思います。職場の衛生等に関することだけでなく、従業員の心身の健康の維持・増進や職場環境の改善など、事業場の実態を踏まえて労使がともに協議して、この冬を、そしてコロナ禍を乗り切りましょう。
※衛生委員会にあっては、マンネリ化していたり、そもそも開催に当たって注意すべき事項は何かといった疑問点があると思います。そんなときは、衛生委員会で取り上げるテーマや運営のポイントのほか、立ち上げから開催、周知までのチェックリストなども載っている、下記の書籍を活用するとよいでしょう。
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