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コラム

№148シフト制勤務をとる場合に、気を付けるべき点はありますか?

カテゴリー:勝手に経営診断

2022年01月18日 11時38分

人手不足や夏冬シーズンの繁閑対応などを踏まえて、労働日や労働時間を一定期間ごとに調整し特定する、シフト制という働き方があります。採用して働き始める時点では労働日や労働時間を確定しておかず、一定期間ごとに作成する勤務シフトなどで初めて具体的な労働日や労働時間が確定するといった形態であり、パートタイマーやアルバイトによくみられるものです。副業を承認奨励する企業も多くなっている昨今、シフト制の駆使は労務管理のポイントの一つとなるかもしれません。

シフト制の実施に当たって、シフト制は企業の事情に応じて柔軟に労働日や労働時間を設定できる一方で、使用者の都合ばかり優先されたり、労働者の希望を超える労働日数が設定されたりしてトラブルにつながることもあります。パートタイマーやアルバイトだから、あらかじめ労働時間などを定めたり明示したりしなくてもよい、という話にはなりません。シフト制をとるのであれば以下のような点に留意しながら、働かせる側と働く側で話し合ってシフトを決定するためのルールを定めておくことが必要です。

 

〇シフト作成に関するルール

・シフト表などの作成に当たり、事前に労働者の意見をきいておく

・確定したシフト表などを労働者に通知する期限や方法を定めておく

〇シフト変更に関するルール

・シフトの期間開始前に、確定したシフト表などにおける労働日や労働時間等の変更を申し出る場合の期限や手続きを定めておく

・シフトの期間開始後に、会社や労働者の都合で労働日や労働時間等を変更する場合の期限や手続きを定めておく

〇労働日や労働時間などの設定

・一定期間において労働する可能性がある最大日数や時間数、時間帯のほか、目安となる労働日数や労働時間数など、基本的な考え方をあらかじめ取り決めておく

 

※新型コロナによる影響や働き方の見直しなどに伴い、労働条件の変更が必要な場面も多々生じてくると思います。そのようなときに役立つ、法律知識や実務上の留意点を弁護士が解説した書籍です。

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