コラム
№90 労働保険や社会保険の保険料は、今年の4月から変わるのですか?
カテゴリー:勝手に経営診断
2017年02月23日 9時50分
例年この時期に見直しが行われる労働保険や社会保険の保険料、さて来年度からはどうなるのでしょうか。
雇用保険率
平成29年度については、失業等給付の雇用保険料率を現行の労働者負担・事業主負担ともに
1/1000ずつ引き下げるための法律案が国会に提出されています。
もし、現状の法律案のまま国会で成立しますと、
一般の事業の雇用保険料率が28年度の11/1000から9/1000
(労働者負担分(失業等給付の保険料率のみ)が同じく4/1000から3/1000に、
事業主負担分が同じく7/1000から6/1000)に引き下げられます。
厚生年金保険料率・国民年金保険料
厚生年金の保険料率は毎年9月に変わるため、この4月からの変更はありません。
現時点の18.182%(一般の事業の場合。厚生年金基金加入員を除く)が引き続き適用されます。
なお、平成29年度の国民年金の保険料については16,490円(月額)と、
28年度(16,260円)から230円引き上げられます。
健康保険料率・介護保険料率
平成29年度の協会けんぽの健康保険料率および介護保険料率は、
今年3月分(4月納付分)から適用となります。
東京都ですと9.91%(介護保険第2号被保険者に該当しない場合)となり、
介護保険第2号被保険者に「該当する」40歳から64歳までの方は、
この9.91%(健康保険料率)に1.65%の介護保険料率が加わります(あわせて11.56%)。
※フローチャートや豊富な図解で、戸惑う場面や間違えがちな場面を整理した、
給与計算に関する最新版。実務の“参考書”として使えます。
『平成29年度版 まるわかり給与計算の手続きと基本』(Amazonの該当ページへ、ひとっ飛び)
お気軽にご相談ください
受付時間: 定休日:
月別アーカイブ
当事務所のご案内
【古澤社会保険労務士事務所】
〒105-0003
東京都港区西新橋1-20-3
虎ノ門 法曹 ビル607号
03-3503-1822
社会保険、雇用トラブル相談、人事労務は東京都港区の古澤社会保険労務士事務所まで!
東京都港区の社会保険労務士事務所です。
社会保険・労働保険手続きはもちろん、雇用トラブルの相談、解決。ハラスメント防止研修、
コンプライアンス研修、新人研修、管理職研修、再雇用者シニア研修等、各種セミナー研修。
就業規則作成改訂、各種制度の作成改定、雇用トラブルなど、人事労務の総合スペシャリストです。
さあ、労務環境を良くして社員のモチベーションアップから業務効率、収益向上を目指しましょう。
ご相談は東京都港区の社会保険労務士事務所の古澤社会保険労務士事務所まで!
お気軽にご連絡ください。