コラム
No.107 「いじめ・ハラスメント」の相談があいかわらず多いようですね……多いなんてもんじゃありません
カテゴリー:勝手に経営診断
2018年07月23日 9時18分
セクハラ・パワハラのほか、マタハラ(マタニティハラスメント)やモラハラ(モラルハラスメント)、スモハラ(スモークハラスメント)……といった言葉も、最近聞かれるようになりました。
先月、全国の都道府県労働局や労働基準監督署380カ所に設置されている「総合労働相談コーナー」に寄せられた、平成29年度の相談内容が厚生労働省から発表されました。労働条件など労働関係に関する事項をめぐる個々の労働者と事業主間の紛争(労働基準法等の違反に係るものを除く)に関する「相談件数」をみると、「いじめ・嫌がらせ」が7万2067件であるのに対し、「自己都合退職」が3万8954件、「解雇」が3万3269件と、「いじめ・嫌がらせ」の件数がかなり多いことがわかります。この相談件数に限らず、助言・指導の申し出件数や、あっせんの申請件数においても、いちばん多いのが「いじめ・嫌がらせ」だそうです。
この「いじめ・嫌がらせ」については、“いかにも”とわかるものであればともかく、業務上の指導の範囲内と思われるものに対して「パワハラだ!」と主張される話を聞いたりすると、さてどうすればよいのかと思われることもあるでしょう。
厚生労働省のサイト「あかるい職場応援団」では、社内で起こっていることがパワハラに該当しないかどうかのチェックリストや、知っておきたいパワハラ対策Q&Aなど、人事担当向けのさまざまな資料や情報が載っています。関連映像資料も豊富です。「どうやら社内で起きているのでは?」という方も「うちの会社に限って……」という方も、上記サイトを一度のぞいてみることをお勧めします。
※職場のハラスメントをめぐるトラブル時の対応や予防のための留意点を、“生のケース”である裁判例から分析・解説したこちらの書籍も、あわせて参照してみてはいかがでしょう。
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